クレジットヒストリーというものをご存知ですか。
アメリカでは普段の買い物や、公共料金の支払い、
街中の自動販売機や駐車料金なども、ほとんどの場所で
クレジットカードでの支払いです。
そのクレジットカードを作る時に必要になるのがクレジットヒストリーです。
簡単に言うと個人の”支払い記録”です。これによりその人の信用度がわかり、
このスコアによって作れるクレジットカードの種類や上限額が決まります。
もちろん私のように日本からきた人はクレジットヒストリーは
ありませんので、最初はデビットカードしか作れませんでした。
数ヶ月、家賃や電気代、携帯料金な遅延なく支払うことで、徐々に
スコアを上げて行き、やっとクレジットカードが作れるようになります。
自分のスコアはネット上で簡単に確認ができます。アパートを
契約する際や、住宅、自動車ローンを組む時にはこのスコアが重要になってきます。
このスコアが低い人は、あえて借金をし、毎月遅れずに支払いをすることで
スコアを上げる人もいるようです。
キャッシュレス
日本でも最近よく耳にするキャッシュレス。
最近ではクレジットカードの他にGoogle PayやApple Payなども
一般的になっており、日本より進んでいる印象です。日本と同様にマイルや
ポイントも貯まるため、結果的に現金よりとてもお得。
でもそんな便利さとは裏腹に、アメリカではカードの返済が追いつかず、
破産している人が多いのも現実です。
目の前で現金が動かないため、自覚のないまま支払い額が膨れ上がっている
ケースが多々あるとか。その辺は個人の管理の問題と思うのですが、何故か
それができない人が多いようです。
その点日本人は慎重で心配性なこともあり、今も現金主義の人が多いため、
カードの支払いで破産する人は少ないのではないでしょうか。
現金主義のため、なかなかキャッシュレスの文化が浸透しない一面もありますが、
日本人の気質に合っている文化なのかもしれません。
ほな、それでは。
<本日の英語>
The first step is always the hardest. 最初の1歩がいつでも難しい
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