アメリカ人に限らずですが、外国の方と一緒に働くと考え方の違いに圧倒されます。
例えば、私の会社の定時は9時から5時ですが、従業員は皆、8時55分に出社し、5時10分には退社します。全員車での通勤ですが、朝早く会社に到着しても車の中で時間を潰して、ギリギリまでオフィスに入ってきません。
もちろん遅刻している訳ではないので、何も問題はないのですが、これが日本だったら信じられないと思います。古い文化の会社であれば先輩、上司よりも早く出社、退社する時も周りの人の様子を伺いながら、という会社もまだ多いと多いと思います。少なくとも始業の5分前に出社する人は少ないと思います。
国や人種にはそれぞれの考え方や文化があるので、どちらが正しい、というものはありません。むしろ大切なのはお互いの文化を尊重することだと思います。ただ、たまに都合の良い部分だけを、都合の良いように解釈し、この国ではこれが常識だから、と言う人もいますが、それは違うんだけどなぁ、とも思います。
要はバランスですね。最低限の義務を果たさないと権利は主張できないというやつです。
アメリカの祝日
ところで、来週はお盆休みの方が多いのでしょうか。
もちろんアメリカにはお盆休みはありませんので、私は通常出勤です。(日本の本社は1週間お休みですが、、、)
そもそもアメリカは祝日が少なく、州にもよりますが年末年始を合わせても年間に11日程度しかありません。以下、今年の祝日ですが、日本と大きな違いはお正月休みが少ないということでしょうか。アメリカはクリスマスが1年で一番大きなイベントのため、正月は2日から仕事が始まるのが一般的です。どうしてもニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンのイメージがありますが、他の州であそこまで盛り上がることはなく、年越しはあっさりしています。
January 1, New Year’s Day
January 20, Martin Luther King Day
February 17, Presidents’ Day
May 25, Memorial Day
July 3, Independence Day
September 7, Labor Day
November 26, Thanksgiving Day
November 27, After Thanksgiving
December 24, Christmas Eve
December 25, Christmas Day
December 31, New Year’s Eve
この祝日に加えて、日本の会社同様に有給休暇がありますが、大型連休と言えるのはサンクスギビングデーやクリスマスの4日間のみです。ただ、これも文化の違いですが、アメリカ人は与えられた有給は全てきっちり使いますので、その点では比較的自由に休みを取っているかもしれません。
今年はコロナの影響もあり、里帰りや旅行などできないお盆休みかもしれませんが皆さん良いお休みを!
ほな、それでは。
<本日の英語>
The early bird catches the worm.(早起きは三文の徳)
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